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2010/05/26

スウェーデン10

スウェーデン10

ヘイサン!
ジャケットの写真撮影でコペンハーゲンに行ってきた。
コペンの空港にはトランジットで何回か行ったコトはあるが、街に出るのは初めて。マルメからフェリーで30分。そこはデンマーク!
こんなに近い国同士なのに、フインキがまるで違う。不思議なもんだね〜ヨーロッパって。
コペンはストックホルムと並んで北欧の大都市で、マルメに慣れてるオレたちは、ずっとビルを見上げて歩いてたもんね。今回写真をとってくれるカメラマンはマーティン。
カーディガンズのマグナスが紹介してくれたんだけど、彼は写真の腕もすごいが、しびれるくらいジェントルマンで、歩き方から喋り方までいちいち決まってんだよ。こんな人いるんだね〜。最初はセントラル・ステーション。外国に行くといつも思うのだが、駅ってかっこいいんだよね。天井から差し込む光がたまらなく素敵だった。次ぎに駅周辺の裏道で1時間ぐらい撮影した。なんかやばそうな人がいっぱいいたよ。これは都会にはつきもの。
マルメには、そんな人たちあんまり見ないもんなぁ〜。それから夕暮れの港に行って撮影。
夕暮れって言っても、22時。淡いオレンジと群青の空が、たとえようないくらい綺麗なんだわ。
23時のフェリーでマルメに帰る予定だったんだけど、乗り遅れちゃって「あ〜今日はコペン泊まりだ〜」
なんて思ってたら、これがビックリ!コペン〜マルメ間のフェリーは24時間営業。便利なもんだわ。次ぎの日、マーティンが写真を持ってきてくれたんだけど、かなりグッド!
自分で言うのもなんだが、好きな写真がいっぱいあって選ぶのがたいへん。
サンキューマーティン。
そして15曲のFinal Mixも終わった。この2ヶ月の間、色々とたいへんだったけど、イメージ通りの作品に仕上がった。やっぱりトーレとやって良かった。彼は本当にすごい人。
日本に帰る日、トーレがオレたちをフェリー乗り場に送ってくれて、「Gen、本当に素晴らしい名盤が出来たと思う」なんて言ってくれて、オレは言葉に詰まってうなずくコトしかできなかった。
そしてロンドンに帰るユウキとの別れ。このレコーディングを乗り越えられたのは、ユウキのおかげ。
言葉にならなかった・・・フェリーが動き出した瞬間、涙があふれてきた。
こんな素晴らしい経験をさせてくれたみなさんにありがとう!
そしてサンキュー・スウェーデン!

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