スウェーデン5

ヘイサン。もうこっちに来て１ヶ月。カントリー・ヘルでの生活もスッカリ慣れてきた。
９時頃眩しい光を浴びながら、そして１回のスタジオから聞こえてくる音で起床。トーレの朝はめっちゃ早い。
やんわりとブレックファースト。ペールが迎えに来てマルメのスタジオへ。
ここからマルメのスタジオまでは東京〜横浜ぐらい。のどかな田園風景は何度見ても美しい。
ペールはボーカルアドバイザーで唄入れはいつもペールとユウキとオレの３人でやってる
（トーレは唄入れの作業を全部任せてくれるので、実にやりやすい。彼はラントリー・ヘルで猫と戯れながら、
コツコツとお仕事。）ペールもボーカリストなのでたまにぶつかったりするけど、
そこでまたいい唄が唄えたりする。彼は変な日本語を知ってて、突然「アブラササンカジジイ〜」
なんて言ったりする。最初アラビア語か何かかと思っていたが、意味がわかって大爆笑。日本に行った時に、
おっさんの乗った自転車のブレーキの「キ〜」って音に、一緒にいた日本人が「アブラササンカジジイ〜」
と言ったらしく、彼もその言葉を覚えたらしい。こっちのみんなが話す日本語は何故か可愛らしい。
ちょっとした日本語を教えると喜ぶ。ステファンやペッツァのお気に入りは「オレが一番」。
コトあるごとに「オレが一番」なんて言ってる。ステファンはいつもジェスチャー付き。
ペールに最近教えたのは「かな？」。「かな？」を言う時は「首を傾けて」といったらその通りにする。
かなり笑える。これはポイント高い。そう言えば、スウェーデンはボルボの国。どこを見たってボルボ。
みんな乗ってる。しかし日本で見た事のない年代物のボルボがいっぱい走ってる。スゲ〜かっこイイ！
トーレやペールやキャロラインが乗ってるヤツも７０年代物でライトが丸くてかなりグッド。
１０万円ぐらいから買えるらしいので、オレはこっちで１台買ってそのまま
ユーラシア大陸を横断して乗って帰ろうと思う。うそ！　子猫ちゃん達は着実に大きくなっていて
ダッコするのが日課。本当に可愛い。
※「ロコモティブ・ルンド」は先週も試合があって１対０で勝ったらしい。
この調子でいけばディビジョン６に上がれるかも。