Information

2010/05/26

スウェーデン2

スウェーデン2

進歩した。なぜならお金を使う事ができたから。となり町のスキュラップまでユウキとサイクリングしようぜってコトになり、自転車を飛ばしスキュラップへ。ただの田舎町だが、毎日カントリー・ヘルにいるオレ達には都会に見える。
初めてのお買い物はこっちの宝くじみたいなもの。日本でいうスピード宝くじ。残念ながらハズレ。
でもお金を使えたのでちょっとハッピー!(この感覚は多分ユウキとオレにしかわからないと思う。)
もっと進歩した。なぜなら初めてのウィークエンドはルンドに住んでるエッグストーンのVOのペールので、ホームパーティーをやるという事になって、ようやくカントリー・ヘルを脱出。
ユウキのガールフレンドのアンナがロンドンから合流。彼女めちゃ明るいスパニッシュ。
オレの事をモナムールと呼ぶ。(ウィークエンドはもちろんRECは休み。パーティーは5/1メーデーの前日、
こっちの人は必ず行うものらしい。)ルンドはマルメよりも小さい町だが、若者が多い学生町。
ユウキはオックスフォードに似てると言っていた。オレはブリュッセルに似てる気がした。
ペールの家で儀式の乾杯。「スコーナ・アクヴァビッツ」というハーブ入りのリキュールをみんなで一気。
めちゃ強。のどガー。No more「スコーナ・アクヴァビッツ」。ペールはオレと同じ31才のナイスガイ。
エッグストーンのCDは全部持ってるけど、最初に会った時オレは気付かなかった。それくらいヤツは中年太り。
「ヤバいぜペール」と言ったら、これでもシェイプアップしてると言っていた。嘘つけ!
深夜キャロラインの友達がLiveを演ると言うので、みんなでクラブに行く。バンドはかなり今いちだったけど、店の中にブラックジャックがあり大いにハマる。かなりいい調子で勝っていたが、結局少し負けてしまう。
ギャンブルはそんなもの。眠くなってその日はペールの家に泊まる。ヤツの家は2LDKで彼女と同棲中。
家賃6万円。オレの東京の部屋と交換したい。(彼女のハンナはタンバリンスタッフでただ今カーディガンズとツアー中)
次の日マルメに行ってエッグストーンのスタジオに遊びに行く。倉庫街にある一軒家で、古い機材が山ほどある。
全部持って帰りたい。ここも家賃6万円。うらやましすぎる。エッグストーンのパトリックがキッチンで作曲中。
彼等もレコーディング中らしい。今日はここに泊まる。ここでオレは大失態。
2つあるトイレの一つは流れないので「絶対使っちゃダメ」と何度も言われときながら、次の日オレは何てコトなくそのトイレで大。気付いた時にはもう遅かった。ユウキとアンナに事情を説明したが、それは助けられないと言われてしまう(笑)。当たり前。助けられても困る。バケツに水をくんで流そうとするが流れない。
何で? もうしょうがないので、ビニール袋に手を突っ込んで、モノを拾い上げ、別のビニール袋に入れる。
いたってシンプルなやり方。こんなコトは人生初めて! 我ながら情けない。
そのモノが入った袋を外のゴミ捨て場に持ってゆくオレの姿。ユウキは哀愁がただよっていたと言っていた。
このコトはユウキとアンナしか知らない。みんなには内緒!

Back Information