2月14日早朝、自宅で闘病生活を続けてきた父が静かに息をひきとりました。

眠っているのかな？というくらいに安らかな顔を見ながら、

「今日はバレンタインだね！」「お父さんらしいよね！」と、

悲しい状況の中でも源家らしい発言が飛び交い、父も少し笑っているみたいでした。

 

日に日に弱っていく父を見ながら、

覚悟を決めていたつもりだけど、

源家をずっと支えてきてくれた大黒柱の父が居なくなるのは、とても淋しいです。

でも、自分の望み通り、

自宅で家族や在宅の先生や看護士さんに毎日介護を受けながら、

人生を全う出来た事は幸せだったと思います。

 

「みんな仲良くね！」

父の遺言です。

どんなに忙しくても、一日一回は家族で食事をすることを実践する人でした。

また、家族の記念日をとても大切にする人でした。

家出をして、父や家族や友達を裏切り、傷づけてしまった自分なのに、

僕の音楽活動をいつも応援し続け、僕の居場所を導いてくれた人でした。

どれだけ「ありがとう！」と言っても足りないくらい、父には感謝しています。

もちろん、母や家族や友達にも。

「今自分がここに在るのは、いろいろな力のお陰である。そのことを忘れず、

常にありがたいという気持ちを持つ人であってほしい。」
 

父の理念を引き継ぎ、これからも家族仲良く力を合わせて、

がんばって行こうと思います！